パナソニックの有機センサーは、何が優れているのか。それを端的に表したものが、冒頭の画像である。1.グローバルシャッター、2.広ダイナミックレンジ特性、3.電子ND機能の3つが書かれている。一番よく知られたものが、一つ目のグローバルシャッターだろうか。
従来のCMOSセンサーは、読み出しが瞬時に行えず、微妙な時間差が生じる。よって、ローリングシャッターになる。これに対して、パナソニックの有機センサーは瞬時の読み出しができ、グローバルシャッターが実現できるのである。ただし、通常は電荷が残っているのでグローバル化できないらしいのだが、それをパナソニックが独自技術を開発して克服したと言うのである。
広ダイナミックレンジや電子ND機能も、パナソニックの独自技術があってこそ実現できるものである。有機塗膜は、富士フイルムと共同開発をしていた歴史がある(現在も富士フイルムが関与しているのかどうかは不明。)ものの、多くの技術はパナソニックが多くの特許を持っているはずだ。
問題は開発したセンサーをどうするかである。パナソニックとしては、広く販売する方が利が多いのかもしれない。LUMIXユーザーとしては、まず独占的にLUMIX機に搭載して、市場シェアーを取って欲しいと思う。一般販売は、シェアーが低い現状を打開した後にして欲しいものだ。
今日の静止画は、散歩中に撮った紅葉。野鳥ばかり追っていたので、今年初めての紅葉である。夕刻に撮ったものなので、露出を大きく調整して撮っている。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:25mm シャッターS:1/60 F値:4.5 ISO:400 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:20mm シャッターS:1/60 F値:4.5 ISO:2500 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 |
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