パナソニックが有機センサーの開発を始めてからかなり時間が経つ。私がこの有機センサーに興味を持ってからでも5年くらい経過しているので、研究室レベルから数えるともっと長いだろう。そろそろ実用化の声を聴きたいものだ。それでも、これまでビデオカメラに実装してきた経過がある。
実装は知る限りでは2回ある。一つは2018年の秋に発表し、2019年の秋から受注生産するとしたAK-SHBB810(8Kマルチパーパスカメラ)である。実際の受注があったかどうかは知らない。もう一つは、今年の10月27日~29日に開催された「第4回
4K・8K映像技術展」で展示され、実写されたものがある。
ここまでくれば、実際のカメラに搭載されても可笑しくないが、何かまだ問題を抱えているのだろうか。それと一番大きいのは、価格の問題なのかもしれない。また、消費電力や発生温度のコントロール、耐久性なども課題なのかもしれない。
いずれにせよ、業務用ビデオカメラではなく一日も早くLUMIXのカメラに載せて欲しい。そしてシェアーを取って欲しい。LUMIXのシェアーはあまりにも低い。低いがゆえに、新カメラやレンズの発売が今一歩遅い。ユーザーとしては、一定の不動のシェアーを取って、次々にレンズやカメラを投入できるようになってもらいたいのである。
今日の静止画は、多摩川べりへ撮影に出かける際、車窓から撮ったもの。やや雲の多い空を意図的に入れ、撮ったものである。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:12mm(35mm換算24mm) シャッターS:1/2000 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:26mm(35mm換算52mm) シャッターS:1/320 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
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