一眼レフとミラーレスの両方を作っているメーカーは、今揺れ動いている。リコーのペンタックスは、早々と一眼レフ路線を行く表明をしたが、キヤノンやニコンはかなり大変だろう。キヤノンは、体力があるので両方に力を入れられるが、ニコンは、苦労しているようだ(文末にリンクあり)。
ニコンが5日に発表した2020年4~9月期の営業損益は466億円だという。コロナ禍の今年、黒字の企業は少ないものの、ニコンは今後の路線で迷っているようだ。現在の所は、一眼レフに軸足を置きつつミラーレスを展開しているが、今のカメラユーザーはミラーレスに関心が高い。
先を読むことは難しいものの、ミラーレスの方が小型軽量になる。これは、かなりアドバンテージである。ただし、機械的作動で動く一眼レフにも、独自の撮影感覚があり味わい深いものがある。
ニコンの記事が出ている「東洋経済オンライン」を読むと、未だ社内では一眼レフ志向が強いという。一眼レフで会社を作ってきた企業なので、ある意味当然だろうと思う。そう簡単に、ミラーレスを志向できるわけはない。とは言え、非常に難しい時期であるが、早めにミラーレスへ軸足を移す方が賢明な気がしてならない。
東洋経済オンラインの記事は下記からどうぞ
今日の静止画は、近所で撮影した紅葉。部分的に紅葉し始めている。近辺の紅葉は、やはり11月後半から12月上旬だろう。日が差し込んだ、紅葉の枝葉はやはり美しい。自然の美しさである。
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