すでに情報サイトには出ているが、2月8日にシグマは、LマウントフルサイズFoveon機の製品化計画を仕切り直すと発表した。本来なら2020年中に発売するとしていたフルサイズFoveon機だが、発表によるとセンサー開発が上手くいっていないようだ(文末にリンクあり)。
シグマの発表は「最新の開発情報にもとづいて慎重かつ厳正な検証を重ねた結果、現時点でもフルサイズFoveonX3センサーの量産化に見通しがつけられておらず、2020年中の発売が不可能であることが確実となりました。
現在の開発状況に鑑みても具体的な発売予定について明言できる状況にないため、当該カメラの製品化計画については一旦リセットし、センサー技術の開発まで立ち返ってプロジェクトを仕切り直すことといたしました。」と言うものである。
FoveonX3センサーには、根強いファンがいるが、公表が具体的なので、納得できるのではないだろうか。ここがうやむやだと、ファン心理を逆なでするが、技術の壁に直面しているのだと考えれば、納得が彫られるのではないだろうか。
いつになるのか判らないとの公表だが、ぜひともフルサイズFoveonX3センサーを創り、Lマウントを盛り上げてほしいものだ。
シグマが発表した内容は下記のリンクからどうぞ
〇フルサイズFoveonセンサー搭載カメラの開発状況について
【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、多摩川で撮影したトビ。以前、昨年11月のバージョンアップでAF精度がよくなったのではないかと書いたが、確かに精度が増していると思う。これは、鳥認識AFではなく大きめのAFで捉えたものだが、以前よりピント精度がよい。左側が原画で、右側がトリミングで拡大したもの。この大きさにしては、予想以上によく映っている。
(静止画はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:300mm(35mm換算600mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:320 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:左画像のトリミング シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:320 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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