GH5に6Kフォトが登載されてから、野鳥撮影に積極的に使ってきた。主に静止画の切り出し用途だったのだが、現在は動画用にも使いつつある。一度の撮影で両方兼ねられれば、一挙両得である。ところが、両方兼ねる事は不可能ではないものの、難しい所もある。
一つには、野鳥撮影に限っての話だが、静止画と動画では画角が異なる事がある。静止画だと、被写体を大きめに撮る傾向があるのに対して、動画は引き気味に撮る事が多いのである。動き回る野鳥を、静止画と同じ画角で撮るのにカメラワークが難しいと言う事もある。
もう一つは、シャッタースピードである。静止画は、野鳥を綺麗に撮るには、高速で撮る方がよい。逆に動画は、低速で撮る方が滑らかな映像になる。基本的なスタンスが異なっているのである。
かと言って、杓子定規的な事を言っていては、話にならない。動画でも、タイムラプス動画は、パラパラ漫画的表現なのだから、少々早いシャッタースピードで撮っても許容できればよいのだ。個人的には、6Kフォトの動画利用は、メリットが大きいので許容したいと思っている。
【今日の静止画・動画】
今日の静止画、動画共に6Kフォトで撮ったもの。冒頭の静止画は、6Kフォトで撮った左側の写真をトリミングしたものである。動き回る野鳥の静止画としては、もう少し早いSSの方が有利だろうか。
動画は、都立公園で野鳥捜しをした動画である。野鳥が出てくるシーンは、ほとんど6Kフォト(S/S)で撮ったもの。編集ソフトで16:9のアスペクト比にトリミングによって変換したものである。NDフィルターを使わず、早いSSで撮っているが、パラパラ漫画には見えないと思う。
(静止画はクリックで拡大、動画は)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:250 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC-G9ほか 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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