2020年2月19日水曜日

DPREVIEW パナソニック 山根氏へインタビュー


DPREVIEWに、先月ラスベガスで行われたCESでパナソニックイメージングビジネス部門ディレクターの山根洋介氏と会談した詳細な内容が出ている。興味深い質問が幾つかあって、面白く読むことができた。LUMIXユーザーとして今後の展開が頼もしく思えた(文末にリンクあり)。


DPREVIEWの質問に対して、山根洋介氏が答えた内容を箇条書きにしてみると以下のようである。
〇S1とS1Rは、世界的に約10%の市場シェアを獲得した。満足している。
〇S1Rはハイエンドの静止画写真家、S1はビデオと静止画の「ハイブリッド」写真家が購入している。
〇SFU2ビデオファームウェアのアップは、S1購入者の20〜30%が購入している。
〇S1Hは、ビデオグラファーと撮影技師が購入しており、予想どおりだ。
〇S1Hは、ビデオ専用カメラでは不可能なドローンとジンバルで使用できる事がメリットである。
〇現在のところ、APS-C市場に参入する計画はない。今後ともマイクロ4/3とフルサイズで展開する予定だ。
〇フルサイズに参入し、ハイエンドカメラを製造できることを示した。カメラの品質を証明できた。将来的には、ミッドクラスのさまざまな範囲のカメラを製造する予定。広範な市場に浸透するためサイズ、重量、価格を考慮した新製品の開発を検討している。
〇S1Hのビデオ機能は競合他社よりも1つまたは2つ先のステップであり、そこに優位性がある。S1Hの販売実績は、当初の予想を上回っている。
〇カメラメーカーにとって、この困難な業界で生き残ることは難しい。しかし、Lマウントメンバーが団結し続ければ、生き残れる。これは純粋に仮想的なものだが、Lマウント同盟のメンバーの数は、将来増加する可能性がある。
〇8Kの準備はできているが、発売のタイミングは言えない。8Kカメラを発売するには、もう少し時間が必要。

以上である。Sシリーズが成功していることや、サイズ、重量、価格を考量したフルサイズの新製品を検討していること、8Kも準備が進んでいること等を知ることができ嬉しい。

DPREVIEWの記事へは下記リンクからどうぞ(記事を読むには飜訳機能のあるGoogle Chromeがお勧め)
DPREVIEW パナソニック 山根氏へインタビュー


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、多摩川べりで撮影したハヤブサ?。冒頭写真はトビだが、左側(原画)はハヤブサだろうと思う。右側はそれをトリミングしたもの。トビとは飛び方が違っていたので、慌ててカメラを向け撮ったものである。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:400
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:400
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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