2019年2月20日水曜日

LUMIX SシリーズとEOS RP その2


LUMIX SシリーズとEOS RPは、これからフルサイズミラーレス機のジャンルで、いろいろ比較されることになりそうだ。発表日が同じだし、発売日も3月半ばでほぼ近いと思われるので、比較されやすい。単純にスペックを比較すると、当然であるが、Sシリーズが圧倒している。


特にSシリーズのファインダーは、有機ELを使った576万ドットという優れもの。ファインダーを覗いた人は、口を揃えて素晴らしいと髙評価のレビューをしている。方やRPは、有機ELながら236万ドットと少ない。プロ使用のSシリーズと入門機のRPの差と言えるが、実用上は問題のないレベルなのだろう。

個人的に気になるのが、RPのシャッターだ。フォーカルプレーンシャッタで30~1/4000秒なのである。最速で1/4000秒というのは、入門機には、それ以上の高速シャッターは要らないという想定なのだろうか。逆光シーンや真夏なら、1/4000秒は直ぐにオーバーしてしまう。NDフィルターを使う事が前提になる。電子シャッターを併用していれば、高速シャッター化が可能なはずだが、その対応もしていない。理解に苦しむ仕様である。Sシリーズの方は、多様なシャッターシステムを搭載していて、電子シャッターなら1/16000秒まで高速シャッターが切れる。

それではもキヤノンは強い。価格COMを見ると、すでにEOS RPは売れ筋ランクで上位になっている。マーケティングのなせる技だろうか。個人的には、全く欲しくないが、キヤノンの強さに驚く。


アップ写真は、冒頭写真共に久し振りに撮影したツグミ。3枚共に驚くほど接近して撮る事が出来たので、ノートリである。ツグミは、年々見掛ける個体数が少なくなったように思う。4~5年前は、公園のそこら中にツグミがいて、撮る気もしなかったものだが、どういう事だろう。渡ってくる個体数が少ないのか、飛来場所が変わったのだろうか。

(写真はクリックで拡大)

『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:1000
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:400mm(35mm換算800mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:1000
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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