Sシリーズへのカメラ各誌の髙評価を見ると、2008年9月に世界初のミラーレス機を生み出したパナソニックの意地を感じる。フルサイズミラーレスは、ニコン、キヤノンが参入し一気に話題になったが、Sシリーズにはミラーレスの盟主はパナソニックだぞ!と言う意地と誇りを感じるのである。
日本カメラで落合憲弘プロは、Sシリーズの画質を「小さい箱から解き放たれたパナソニックの画質力」だと表現している。長年、センサーサイズの小さいマイクロ4/3で、苦労して磨いてきた技術が、フルサイズと言う大きな舞台で花開いたと言えるだろう。さぞや、技術者の方々は、大きなフォーマットで、自分たちの技術が惜しみなく発揮できることに喜びを感じたのではないだろうか。
「爆誕 画質王」とタイトルを付けたCAPAでも、マイクロ4/3で養ってきた技術やノウハウ+αをてんこ盛りと表現している。全く出し惜しみをしていない、今ある技術をすべてつぎ込んでいる所が素晴らしい。何処かのメーカーのような、変なさじ加減がないから好感が持てるのである。台数を売るカメラではないが、内外共に大成功を収めてほしいものだ。
アップ写真は、久し振りに撮影出来たコゲラ。冒頭画像は、縦撮りしたものを横にトリミングしたもの。下の画像は、ノートリである。コゲラは、動き回るスピードが速く、あまり近づけないものだが、至近距離でシャッターを切ることができ、ラッキーだった。
(写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:800 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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