LUMIX Sシリーズが国内発表された同じ14日、キヤノンはEOS RPを発表した。偶然同じ日の発表になったのか、どうか?知らないが、現状では両極にある機種と言えよう。Sシリーズは、プロ指向でてんこ盛りの機能かつ高価である。片やRPは、軽量小型のフルサイズ入門機と言えよう。
結果として、両極に分かれた機種になったが、よく考えるとそれぞれのお家の事情が見えてくる。
パナソニックは、コンデジやマイクロ4/3である程度知られているものの、まだカメラメーカーとして、認知していない人もいる。そこで、何としてもフルサイズへ参入し、LUMIXのブランド力を高めたい、存在を示したいと言う強い思いがあったのだと思う。また、世の中にプロの使用に応えられるカメラを製造する能力、技術力を持っていることを示したかったのだと思う。能力、技術力を示しながら、シェアを取る戦略だろう。
一方キヤノンは、EOS 1DXや5Dシリーズのように、カメラ好きにはよく知られた一眼レフのフラッグシップ機を持っている。よって、ミラーレスでフラッグシップ機を作る必要がないのである。いずれ、ミラーレスの高級機を投入すると思われるが、その時期を慎重に検討しているのだと思う。簡単には、一眼レフ機を超えるミラーレスを投入しないと思われる。じっくり、一眼レフのサブ的なミラーレス機を作りながら、シェアを取る戦略だと思う。
アップ写真は、咲始めたオオイヌノフグリ。公園の陽当たりのよい原っぱで見つけ、撮ったものである。あえてマクロレンズは使わず、標準レンズで撮ってみたが、どうだろうか?
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『撮影DATA』 焦点距離:60mm(35mm換算120mm) シャッターS:1/800 F値:5.6 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-GH5 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:36mm(35mm換算72mm) シャッターS:1/1000 F値:5.3 ISO:3200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-GH5 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
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