先日、多摩川でコサギが集まって川中を見つめている光景を目撃した。いったい何をしているのだろうか?と不思議に思って、遠くからシャッターを切りながら眺めていた。
よく見ると、川中でカワウが盛んに水中に潜って魚を獲っている事に気が付いた。え、魚捕りの見物?
まさか、コサギにそんな余裕があるわけはない。気になって、寄れるところまで静かに寄ってみた。そして気付いた。コサギは、カワウのおこぼれを待っていたのだ。カワウが水中に潜ると、魚が驚いて逃げ惑う。逃げ惑う魚は、うっかりコサギの足下の方へ逃げてくる。それを待っていたのである。
アップ写真は、その状況を撮ったもの。カワウが潜ると、コサギは目の色を変えて、水面を見つめている。魚が近くへ逃げて来るを待っているのだ。
(写真は、クリックで800ピクセルに拡大)
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