2023年8月27日日曜日

カワセミ撮るならプリ記録 その2


カメラには、タイムラグがある。カメラ自体の作動と、人の反応に起因するものがある。両方で、0.4秒くらい遅れが出ると言われている。よって、カワセミが飛び立った瞬間を写す事は出来ない。そこで、シャッターを押す前を写せるプリ記録を使って、撮る事になる。


理屈を知らないと、シャッターを押していないのに、なぜ写るのかと思うかもしれない。6K/4Kフォトのプリ記録は、シャッター半押しの時からカメラが写す事をあらかじめやっていて、シャッターを押した瞬間の前1秒を記録しているのだと思う。完全な詳細は判らないが、シャッターを押した瞬間の前1秒を記録するので、撮りこぼしがないのだ。

水中に飛び込むシーンを撮るには、プリ記録だけでは撮れない。飛び込む位置をあらかじめ予測して、カメラを構えておく必要がある。カワセミは、ほぼ顔が向いている方向へダイブする。飛び込む位置を予想して、その近辺へAFを合わせて待つことになる。飛び込んでも直ぐに反応できないので、プリ記録が助けてくれる。

何処へ飛び込むか予想できない時は、照準器を使うとよい。カワセミのダイブシーン撮りは、照準器+プリ記録を使う事で、かなりの撮影が出来ると思う。


【今日の写真・動画】 
今日の写真は、4Kフォト(60P)で撮ったカワセミの着地シーン。
動画は、いつものショート。これも4Kフォト(60P)で撮ったものから、切り出して動画風にしたもの。いわゆるカワセミのダイブシーンである。照準器+プリ記録で撮ったものだ。

(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)

『撮影DATA』

焦点距離:300mm
シャッターS:1/2000
F値:5.6
ISO:20000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX DG 70-300/F4.0-5.6

『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX DG 70-300/F4.0-5.6

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