マイクロ4/3の一番の課題は、やはり高感度耐性の向上である。現状では、ギリギリISO6400が使えるだろうか。できれば、3200で抑えたいところだ。この上限値は、ここ7年くらい変わっていない。いわゆる頭打ち状態にあり、抜本的な技術開発がない限り、変わりそうにない。
イメージセンサーで、一番進化したのは読み出し速度の向上だろうか。ニコンZ9やZ8が使っているセンサーがそれである。その向上は、マイクロ4/3にはあまり反映されていない。OM-1が使っているセンサーはかなり高速だが、ニコンZ9やZ8には及ばない。
高感度耐性が低いと、高速シャッターが使えない。カワセミのダイブシーンは、鮮明に撮るには1/2000以上が必要になる。マイクロ4/3でこれを実現するには、日当たりのよい恵まれた場所でないと不可能。私の撮影エリアでは、実現不可能だ。
野鳥撮影でも、カワセミのダイブシーンは、かなり特殊。そんなに高速シャッターが必要ないものなら、撮影できる。いろいろ制限があるマイクロ4/3だが、小型軽量なことをもっと生かす方法はないものだろうか。
今日の写真は、G9で撮った散歩エリアのカワセミ。羽毛がやや黒いので、幼鳥である。
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