マイクロ4/3とフルサイズ。よく比較されるフォーマットであるが、ミラーレス機では、カメラのボディに大きさや重量で差が縮まりつつある。レンズまで含めると、まだマイクロ4/3の方が小型軽量である。それでもフルサイズでは、レンズのF値を暗くして小型化する流れがあり、差が縮まりつつある。この先、マイクロ4/3の優位性は小さくなる事だろう。
写りの面で比較すると、スナップや風景撮りで写真を比較しても、大きな差は感じない。ところが、超望遠で小鳥を撮って拡大表示すると、やはりフルサイズの方に優位性を感じる。特に、高感度域ではフルサイズが優位である。
これから先もセンサーの技術は、発展し続ける。写りや描写の面で、マイクロ4/3とフルサイズの差は縮まるだろうか。マイクロ4/3も高感度の耐性はアップするだろう。それでも、センサーが光を採りこむ構造である限り、取り込む光の量が多いフルサイズの方が優位である。
できればフルサイズを使いたいと思う。でも、1点だけ許容できない。やはり、野鳥撮影用の超望遠レンズが大きくて重いのだ。F値の暗いものなら小さ目のものがあるが、使い続けるには抵抗がある。なかなか難しいところだ。
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