デジカメの尺度 その3

動画のスペック競争は、8K時代が待っているのでもう少し続くだろう。それでも、RAW動画が主役になるとは思えない。静止画のRAW現像は、多くのアマチアにも馴染みがあるが、RAW動画はプロの領域。アマチアの多くは、そこまで必要性を感じないだろう。


今のところ、画素数や高感度画質に変わるデジカメの新しい尺度は見いだせない。AF速度、AF精度、AFCでの連写枚数など尺度はいろいろある。ただし、これ等はメインの尺度ではないだろう。

一番必要なのは、読み出し速度の高速化、すなはちグローバルシャッターの実現である。これが完全に実現されれば、機械式シャッターは不要になり、カメラは完全に電子シャッター化される。すでに、各社とも産業用ではほぼ実現しているものの、未だ我々の使うカメラには未登載。あと数年の内に実現されるだろうか？

一見停滞しているように見えるデジカメの進歩。しかし、カメラ各社は、新しい技術開発に鎬を削っているはずだ。一見停滞して見える今の状況は、ブレイクスルーが来る前触れなのかも知れない。しばらく期待して待ちたい。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、昨日に続いてトイフォトで撮ったスナップ。ここの所、トイフォトが更に面白くなってハマっている。
動画は、新しい撮影が全くできていないので、これまで撮ったタイムプラス関係の動画を短くまとめたものである。

（静止画はクリックで拡大）

『撮影DATA』 焦点距離：25mm（35mm換算50mm） シャッターS：1/640 F値：5.0 ISO：200 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC-GH5 使用レンズ：LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6	『撮影DATA』 焦点距離：各々 シャッターS：各々 F値：各々 ISO：各々 露出プログラム：マニュアル露出 使用カメラ：LUMIX DC-GH5 ほか 使用レンズ：LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 ほか