思い出してみると、GX8はちょと不遇なカメラだった。2015年8月に発売された時には、世界初のボディとレンズを連動して補正する手ブレ補正「Dual I.S.」として注目された。ところが、ボディが大きかったことから、GX7ユーザーから、大き過ぎると批判を浴びたのである。
そして、GX8の発売から半年ちょっとで、GX7mk2が発表されたのである。位置づけとしては、GX8の方が街撮りスナップのフラッグシップ機と位置づけられていたものの、流れはGX7mk2へと動いてしまった。手ブレ補正システムも、GX7mk2は新型になり、ボディを小さくすることに成功していたのである。
こうなると、GX8を買う人は大きめのボディが好きな人に限られてしまった。大き目を好む海外ではGX8の方が売れたのかも知れないが、商品展開として、ちょと複雑なものになってしまった。このまま、GX8のコンセプトが消えてしまうのは惜しい。やはり、街撮りスナップのフラッグシップ機の名を冠した後継機が欲しい。
アップ写真は、雨上がりの紫陽花。GX8の可動式ファインダーで、下から上に向かう構図で撮ったもの。GX8を長く愛用してきた理由は、この可動式ファインダーにある。いろいろな場面で、大活躍してきた。
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『撮影DATA』 焦点距離:45mm(35mm換算90mm) シャッターS:1/250 F値:2.8 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-GX8 使用レンズ:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 |
『撮影DATA』 焦点距離:45mm(35mm換算90mm) シャッターS:1/500 F値:2.8 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DMC-GX8 使用レンズ:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 |
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