2019年6月18日火曜日

フォーマットを考える その2


マイクロ4/3の優位性は、超望遠でも手持ち撮影ができることだ。35mm換算で800mmが手持ち撮影出来る事は、圧倒的なアドバンテージだ。フルサイズなら、800mmは必ず大型三脚を必要とする。撮影地へ機材を運ぶだけで体力を消耗してしまう。また、同時に運べるレンズは、少ない。


マイクロ4/3なら、35mm換算で800mmをザックに入れ、他に数本のレンズとサブカメラまで入れて運ぶ事ができる。おまけに必要なら、三脚も肩に担げば運ぶこともできるのである。野鳥撮影をするなら、マイクロ4/3は素晴らしいシステムだ。

強いてマイクロ4/3の弱点を上げるなら、高感度耐性が低いこと、背景のボケ量が少ない事が上げられる。しかし、これは技術の進歩で解決できるものだと思う。高感度は、センサー技術やエンジンの技術が進歩すれば、超えられる壁だと思う。また、ボケ量は、スマホが豆粒センサーで実現しつつあるように、エンジンやソフトでコントロールできるようになる気がする。


アップ写真は、紫陽花に止るクロアゲハである。丁度タイミングよくクロアゲハに出合い、撮る事ができた。紫陽花で吸蜜をするのだろうか。ネットで検索すると沢山撮影例が出てくるので、クロアゲハは紫陽花が好きなようである。

(画像はクリックで拡大)



撮影DATA』

焦点距離:175mm(35mm換算350mm)
シャッターS:1/125
F値:5.6
ISO:800
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6
撮影DATA』

焦点距離:175mm(35mm換算350mm)
シャッターS:1/200
F値:5.6
ISO:2000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6

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