キヤノンやニコンの一眼レフ機は、代が変わってもデザインが似ているので、機種名を見ないと区別がつかない。見方を変えると、身内に内緒で買い替えてもバレない。買い替えし易くして、販売する戦略かと、うがった見方もできるが、カメラデザインの難しさも見えてくる。使い勝手や機能を追求すると、ある一定の形に集約されるのだろう。
かつて、Eos 40D ⇒ 7D ⇒ 5DmarkⅢ と買い替えたが、込み上げる嬉しさは、初めの40Dだけだった。5DmarkⅢは、憧れていた5Dが進化した機種であり、フルサイズ機なのに、あまり高揚しなかった。きっと、デザインが似ている事もあったと思う。
LUMIXの一眼もキヤノンに並行して使ってきた。GH3とGH4は、デザインがほぼ同じだったので、同じく高揚感はなかったが、2013年9月に登場したGX7は、その斬新なデザインに驚かされた。初めて見たときは?と思ったものの、長方形のボディ、何処にも存在しない丸い形のグリップ、回転ファインダーなど、優雅で魅力あるデザインだった。それに比べるとMK3は今一歩に思える。いつか、最新の機能を備えた機種で、GX7のデザインを復刻させてほしいものだ。
アップ写真は、LUMIX G9でフォトスタイルのモノクロを比較撮影したものである。左側が「L.モノクローム」で、右側が「L.モノクロームD」である。比較すると、「L.モノクローム」の方は、暗部を強調した仕上げになり、「L.モノクロームD」はメリハリのある仕上げになる印象だ。
なお、このLUMIXの新しいモノクロについては、8月7日付のデジカメ浪漫の方に「LUMIXのモノクロ比較 その1」をアップしたので、ご連頂ければと思う。
(アップ写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:20mm(35mm換算40mm) シャッターS:1/60 F値:5.6 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 フォトスタイル:L.モノクローム 使用カメラ:LUMIX DMC-GX7 使用レンズ:G 20mm/F1.7 Ⅱ |
『撮影DATA』 焦点距離:20mm(35mm換算40mm) シャッターS:1/60 F値:5.6 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 フォトスタイル:L.モノクロームD 使用カメラ:LUMIX DMC-GX7 使用レンズ:G 20mm/F1.7 Ⅱ |
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