ニコンがついにフルサイズでミラーレス市場へ参入。キヤノンも間違いなく続くことだろう。巷では、これでミラーレス戦争が始まると言われている。マイクロ4/3陣営も、立ち向かうために新しい戦略が必要だと言う声もある。しかし、カメラが進歩する過程で、想定されていた事であり、戦争と言うほどの事になるのだろうか?
一眼レフがミラーレス化すると、小型軽量化される。フルサイズ機でもかなり小さく出来る。実際、ニコンZ7やZ6は、マイクロ4/3機と大きさも重量もあまり違わない。こうした事から、単純なフルサイズ優位論が出てくる。
そして、マイクロ4/3はセンサーが小さいのに、ボディが大きすぎる、小さくすべきだという意見が出てくる。以前からウンザリするほど聞いてきた意見だが、人間工学から外れた大きさでは、操作性が悪くなるだけであまり利点はない。特に、超望遠レンズを付けることを想定した機種は、センサーの大きさに関係なく、操作性を優先した大きさに帰着するのだと思う。
肝心なのは、ボディ、レンズ、写り、価格を含めたトータルでの価値である。カメラを趣味とする人全員が、高価なフルサイズミラーレス機のシステムに価値を置くとは思えない。マイクロ4/3機のシステムで、充分にカメラ趣味を味わうことはできると思う。
アップ写真は、それぞれに月を撮ったもの。冒頭のものは、最近撮影した満月。左側は、日中に建物の上に出ていたもの。右側は、夕暮れ時に多摩川べりから撮影した三日月である。この夏場に、綺麗な月が見えるのは珍しい。台風が多いので、風によって雲が少ないせいなのだろう。
(アップ写真はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:100mm(35mm換算200mm) シャッターS:1/1300 F値:6.3 ISO:1000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:60mm(35mm換算120mm) シャッターS:1/125 F値:6.3 ISO:4000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-GH5 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
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