6月1日に、CIPAが4月のカメラ出荷台数を発表した。それを見ると、これまで言われてきた流れをそのまま表す結果となっている。コンデジは、先月より出荷しているものの、前年同月比では3割くらいダウンしている。それに比べ、一眼カメラは、先月比、前年度月比ともに、上昇している。
一眼カメラでも、一眼レフとミラーレスを比べると、一眼レフが先月比、前年度月比ともに数パーセント落し、ミラーレスは2~3割も上昇している。やはり、時代はミラーレスへ向かって風が吹いていると言ってよさそうだ。
統計は、日本向け、欧州向け、米州向け、アジア向けに分かれている。米州向けは、一眼レフもミラーレスも先月比、前年度月比ともに上昇しているが、他地域ではすべて一眼レフは下落している。特に日本向け、欧州向けはかなり厳しく落ち込んでいる。
一眼レフは、米州ではまだまだ売れているが、日本や欧州がそうであったように、何処かでミラーレスが優位になるのだろう。こうした統計を見えと、ニコンやキヤノンが一気にミラーレスへ舵を取る理由がわかる。
アップ写真は、多摩川で撮影したダイサギ。大型でゆっくり飛ぶ野鳥ではあるが、連写で簡単に撮る事が出来た。以前のミラーレスでは、ファインダーの追随性が悪くこうした飛びものの撮影は苦手であった。飛びものを撮るなら一眼レフと、長い間、言われ続けてきた。やっとここに来て、EVFの追随性がよくなり、一眼レフに追いついてきたのである。ただ、EVFは鮮明度でまだ劣るので、もう一段進化が欲しい。
(アップ写真はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/2000 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/2000 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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