世界中でAI発展を危惧する動きが出てきた。国連事務総長がAIによる自立型攻撃兵器禁止を呼び掛けたかと思うと、バイデン大統領が文章や映像を「AI製」と明示することを盛り込んだ新たなルールの導入で、Googleなどの開発企業7社と合意したと言う。これから先、一体どうなるのだろうか。
最新の生成AIは、要望した写真はもとより、映像まで作成できる。モデルもカメラマンもカメラを始めとする撮影機材さえも必要ないのだ。これから、カメラにどういうAIが搭載されるだろうか?と心配していたら、一気にカメラもレンズも要らない時代になっているのだ。
もし、そういう動きが一般化すれば、各カメラメーカーは廃業。TVや映画の撮影現場は無くなり、制作関係者はコンピューターの前で、生成AIとキャッチボールをしながら、写真や映像を作ってゆく。ところが、アマチアである我々カメラマンは、生成AIとキャッチボールをして作る写真や映像に満足するだろうか。
仕事としてなら、より簡単にできる方法が選択されるかもしれないが、我々アマチアはそんな写真や映像を作りたいと思っていない。やはり、撮影地に出向き、雰囲気や風、光と影を感じながら写真と映像を撮影したいと思っているのだ。趣味として生成AIを使う者はいるかもしれないが、それは薄っぺらいものに思える。この先、AIが進化しても、趣味としての写真と映像は必ず残る。いや、そうでなければならない。
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