2023年1月11日水曜日

LUMIX S5 Mark II は大ヒットするか?


LUMIX S5 Mark IIの存在は、昨年12月から大いにWeb上を賑わせてきた。発表に向け、周到に準備されて来たと思う。かつて、日経新聞は、パナソニックがLUMIXから撤退すると言う記事を書いて来たが、これは全く事実と異なる。築いてきた技術を、そう簡単には捨てない。


パナソニックには、ミラーレスカメラの生みの親と言う自負があると思う。そのプライドを簡単には捨てないと思っていたので、像面位相差を搭載したS5 Mark IIを見て、その思いをより強くした。LUMIXは、これから新時代を迎える事だろう。

YouTubeでのS5 Mark II関連の動画を見ると、かなり視聴されており、訴求力は強い。近日中に価格COMでも上位にランクされると思う。ただし、像面位相差による動画AFが劇的によくなっただけでは、なかなかシェアーは取れない気がする。かなり周到に準備された動画インフルエンサーを使ったアッピールなのだが、静止画ユーザーへの訴求力が不足しているのではないだろうか。

静止画ユーザーは何を望んでいるのか。スナップや風景カメラマンなら、現行のS5で満足できる。満足できていない静止画ユーザーは、何かと言えば野鳥や昆虫、野生生物を撮るユーザーである。よって、電子シャッターでAFC30枚/秒をもっと強く打ち出すべきである。YouTube上に、この連写で野鳥を撮影しているデモ動画が欲しい。そしてこの連写で、ローリングシャッター歪みが出ない事を見せるべきではないだろうか。そこに大ヒットのカギがあると思う。


【今日の写真・動画】
今日の写真は、以前S5+70-300mmで撮ったもの。似たようなものを何度かアップしているかも知れない。やはりフルサイズは、高感度でもきれいに写る。素晴らしい。

(静止画はクリックで拡大)


『撮影DATA』

焦点距離:300mm(EXテレコン420mm)
シャッターS:1/1600
F値:5.6
ISO:4000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6

『撮影DATA』

焦点距離:300mm(EXテレコン600mm)
シャッターS:1/1300
F値:5.6
ISO:5000
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6

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