LUMIX S5 Mark
IIの存在は、昨年12月から大いにWeb上を賑わせてきた。発表に向け、周到に準備されて来たと思う。かつて、日経新聞は、パナソニックがLUMIXから撤退すると言う記事を書いて来たが、これは全く事実と異なる。築いてきた技術を、そう簡単には捨てない。
パナソニックには、ミラーレスカメラの生みの親と言う自負があると思う。そのプライドを簡単には捨てないと思っていたので、像面位相差を搭載したS5
Mark
IIを見て、その思いをより強くした。LUMIXは、これから新時代を迎える事だろう。
YouTubeでのS5 Mark
II関連の動画を見ると、かなり視聴されており、訴求力は強い。近日中に価格COMでも上位にランクされると思う。ただし、像面位相差による動画AFが劇的によくなっただけでは、なかなかシェアーは取れない気がする。かなり周到に準備された動画インフルエンサーを使ったアッピールなのだが、静止画ユーザーへの訴求力が不足しているのではないだろうか。
静止画ユーザーは何を望んでいるのか。スナップや風景カメラマンなら、現行のS5で満足できる。満足できていない静止画ユーザーは、何かと言えば野鳥や昆虫、野生生物を撮るユーザーである。よって、電子シャッターでAFC30枚/秒をもっと強く打ち出すべきである。YouTube上に、この連写で野鳥を撮影しているデモ動画が欲しい。そしてこの連写で、ローリングシャッター歪みが出ない事を見せるべきではないだろうか。そこに大ヒットのカギがあると思う。
今日の写真は、以前S5+70-300mmで撮ったもの。似たようなものを何度かアップしているかも知れない。やはりフルサイズは、高感度でもきれいに写る。素晴らしい。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EXテレコン420mm) シャッターS:1/1600 F値:5.6 ISO:4000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EXテレコン600mm) シャッターS:1/1300 F値:5.6 ISO:5000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 |
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