昨年末にキヤノンの御手洗会長が、読売新聞の取材で一眼レフのフラッグシップ機の開発を止め、ミラーレス化すると答えた。このニュースが、ネットで拡散し話題になった。一眼レフ派から強い反発があるのではと思ったものの、冷静に受け止められたようだ。
時代が大きくミラーレスへ流れているので、一眼レフ派も声を出せなかったのだろう。ミラーレスと一眼レフを比較すると、ミラーレスの方が圧倒的に内部構造が簡単なので、小型軽量化できる。また、動画撮影に向いているため、高い動画スペックを搭載できる。静止画と動画の融合がしやすい。
現在、私はマイクロ4/3とフルサイズのミラーレス機を使っているが、過去にはキヤノンのAPS-Cやフルサイズの一眼レフ機を使ってきた。よって、一眼レフの良さも理解しているつもりなので、一眼レフとミラーレスはしばらく共存すると思ってきた。ところが、予想より早くミラーレス化へ傾いている。これは、動画需要の高まりが原因ではないだろうか。レフ機でも動画撮影できるものの、ミラー構造は動画撮影には役立たない。
ミラーレスであれば、静止画も動画も同じレベルで撮影できる。フイルム時代には考えられなかったことだ。この優位性が、ミラーレス化へ拍車が掛かっている理由ではないだろうか。出来れば、キヤノン最後の一眼レフフラッグシップ機となる「EOS-1D X Mark III」を買って所有したい。
今日の静止画は、調布飛行場から飛び立つ小型旅客機。飛行機撮影は趣味ではないが、眼の前を飛び立つと、ついシャッターを切りたくなる。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:187mm(35mm換算374mm) シャッターS:1/1300 F値:4.9 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1000 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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