コロナと東京オリンピック

ようやく各テレビ局がオリンピック選手の話題を取り上げ始めた。野球やサッカーなどの出場選手の話題が報道されつつある。それにしても、コロナに対する各テレビ局のこれまでの報道には大いに不満だ。なぜ医療ひっ迫が起こっているのかを、全く本質的に報道してこなかったのである。

単に目の前の感染者数や酒類販売禁止に戸惑う経営者の姿ばかりを追っていて、日本医療の問題点を全く報道していない。医療ひっ迫は、入院できない日本の病院体制や医師会体制の欠陥にあるのに、そこに全く視点を当てていないのである。これでは将来、未知の新型ウィルスが猛威を振るえば、同じ結果になってしまう。

日本の感染症の専門医もあまり信用できない。昨年は、ワクチンができるまでに10年かかると言っていた。また、急につくられたワクチンは信用できないとも言っていたのだ。それが、効果の高いワクチンができたのでビックリして態度を変えている。あまりにも持っている知見や知識が古く、AI時代の医療の進歩を知らないのである。

オリンピックは、やっと私が希望している方向へ進みつつある。昨日、尾身会長が発表した内容は、何の新鮮味もないが、今さら反対を言わなかった事だけは評価できる。ただ、東京の感染者数が微増している事は気にかかる。それでも、東京の医療体制は、充実が図られてきたので、大阪の様に簡単にひっ迫はしないだろう。ワクチン接種の加速で逃げ切って欲しい。もし、オリンピックが中止になれば、コロナに負けたオリンピックとして歴史に記録される。これだけは避けるべきだ。

【今日の静止画・動画】

今日の静止画も、神代植物公園で撮った薔薇の続きである。LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACROを使っていると、比較のためにフルサイズのマクロレンズを使ってみたくなる。

（静止画はクリックで拡大）

『撮影DATA』 焦点距離：169mm シャッターS：1/200 F値：5.4 ISO：160 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC S5 使用レンズ：LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO	『撮影DATA』 焦点距離：109mm シャッターS：1/250 F値：5.5 ISO：100 露出プログラム：絞り優先 使用カメラ：LUMIX DC S5 使用レンズ：LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO