2020年1月16日木曜日

静止画の画角と動画の画角


GH5やG9の動画は、センサーの全画素から読み出す仕様なので、静止画と同じ画角で撮影できるはず。ところが、実際には少し画角が狭くなる。なぜだろうと思っていたが、追求しないまま撮ってきた。ところが、ある雑誌を読んでいて原因が判った。


ただ、知らないだけだった話なのだが、それは手ブレ補正にあった。GH5やG9には、動画用の電子補正がある。画角が狭くなるのは、実はこれが原因だった。電子補正は、前の画像と比較してブレた量を調整する。この調整には、カメラ内でのトリミングが伴う。そのために、画角が狭くなるのであった。

これは、どのメーカーでも全く同じで、電子補正が強力であればある程、トリミングが行なわれているのである。電子補正は、歩きながら撮影する時、効果を発揮するものなので、静止して撮ったり、三脚で撮る場合はOFFで撮ればいいのだ。そうすれば、画角は静止画と同じになるはずである。これからの撮影に活かしていきたい。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、2日に多摩川べりで撮ったもの。河川敷の広場では、多くの人が凧揚げなどを楽しんでいた。多摩地域とは言え、遠景のビル群に東京らしさが出ている。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』「動物認識AF」

焦点距離:175mm(35mm換算350mm)
シャッターS:1/500
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6
『撮影DATA』「動物認識AF」

焦点距離:122mm(35mm換算244mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6

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