2020年1月28日火曜日

動画の画質設定


しつこく動画の話。26日に8bitと10bitの話を書いたが、今日は映像サイズと記録方法の話を。映像サイズは、よく言われるとおりFHDとか4Kや8Kなどで表される。FHD(フルハイビジョン)は、1920×1080、4Kはテレビ用が3840×2160、映画用が4096×2160である。


8Kは7680×4320である。画素数で言うとFHDは約200万画素、4Kは約800万画素、8Kは約3300万画素である。8Kになると一気に画素数が高くなり、通常カメラの静止画の画素数を超えてしまう。8K動画カメラを作る至難さが解る。

記録方法を表すのに、30Pとか60Pと表記される。これは、簡単に言えば1秒当たり何コマ記録するのかを表しているが、正確には数字の方の30、60がfps(フレームレート)を表わす。Pはプログレッシブと言い、記録の仕方であり1コマに静止画と同じように全部を記録する方式である。これに対し、インターレース方式もあるが、現在はP(プログレッシブ方式)が一般的なので詳細は省略。

4K/30Pとは、3840×2160サイズで、プログレッシブ方式よって1秒当たり30枚を記録すると言う意味になる。静止画と比べると画素数は少ないものの、カメラは大変な作業をしているのである。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は空と雲。動画も空と雲を、バリアブルフレームレート4K/30Pで撮影したものである。これまでになく7分の動画にしてみた。ファイルサイズが何と2.34GBになってしまい、YouTubeへ送信するのに、1時間も掛ってしまった。通信レベルが低いとは言え4Kは大変である。
動画は、興味がないと途中で飽きるかもしれないが、見所は沢山あるので、ぜひ最後まで見ていただきたい。

(静止画はクリックで拡大、動画は前画面表示可能)


『撮影DATA』

焦点距離:13mm(35mm換算26mm)
シャッターS:1/50
F値:8.0
ISO:200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC GH5
使用レンズ:G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
『撮影DATA』

焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC GH5 及びG9
使用レンズ:G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6ほか

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