IMAGING RESOURCEが、パナソニックの山根事業部長にインタビューした記事が興味深い。内容は、先日発表したS1H開発の意図、位置づけ、センサーについてなどが中心だが、GHシリーズとの棲み分けなどの話も出てくる。読み進むとパナソニックの戦略も見えてくる(文末にリンクあり)。
なぜ、この時期にS1Hを発表したのかと言う質問に対して、Lマウントアライアンス結成の趣旨から、当初は静止画中心の機種(S1/S1R)を出さざるを得なかったという。S1Hは動画主体なので、後発にしたのだと答えている。そして、一番出したかった機種は、S1Hであり、多く売れて欲しいし、売れる自信があるようだ。
GHシリーズは、日本ではそれ程成功している機種に見えないが、海外では高い評価を受け大成功を収めている機種である。プロの映画制作にも使われているという。山根氏は、S1HとGHは、動画に強い機種だが、共存できるという。なぜなら、両機種は、機材重量や被写界深度、解像度、ダイナミックレンジが異なり、それぞれに得意な撮影シーンがあるからだと答えている。
デジカメ不況の中、パナソニックはどうやら動画でこの難局を乗り切るのではないだろうか。そう思えるインタビューである。
IMAGING RESOURCEのインタビューは下記リンクからどうぞ
○パナソニック山根事業部長へのインタビュー
アップ写真は、多摩川で撮ったカワウの着水シーン。一見気持ちの悪いカワウだが、なかなか愛嬌のある鳥だ。黒い羽毛を纏っているのは、水中で魚を捕るのに都合がいいのではないだろうか。
(画像はクリックで拡大)
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『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
『撮影DATA』 焦点距離:400mm(35mm換算800mm) シャッターS:1/1600 F値:6.3 ISO:500 露出プログラム:マニュアル露出 使用カメラ:LUMIX DC-G9 使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 |
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