瞳認識で知られる認識系AFは、各社の新しいミラーレス機に搭載されている。現在のところ、一眼レフ機にこの機能はない。一眼レフの位相差AFでは、実装できないのである。認識系AFは、ミラーレス機優位の根拠になりつつある。これによって、一気に一眼レフを引き離すかもしれない。
ただし、現状の認識系AFの技術は、各社横並びではない。ニコンやキヤノンは、まだ瞳認識AFだけしかない。ソニーは、瞳認識を犬や猫にも広げる予定だという。今一番進化している認識系AFを持っているのは、パナソニックである。LUMIX Sシリーズに搭載されている認識系AFは人体、顔、動物や鳥まで認識するAFなのである。
Sシリーズの認識系AFは、カメラ誌のテストでも、かなり髙評価を得ている。理由は、LUMIX独自の空間認識AFが、認識系AFと相性がいいのだと思う。認識系AFは、AI技術そのものであり、空間認識AFに載せやすいのだろう。他社もこの現状を見て、今後認識系AFに力を入れて開発してくると思う。各社競い合いながら、ユーザーに役立つAFを開発してほしいものだ。
アップ写真は、歩道橋の上から下の道路を撮影した街撮りスナップである。人が行き交う様は、なかなか絵になる。時々撮りたくなるジャンルである。
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『撮影DATA』 焦点距離:23mm(35mm換算46mm) シャッターS:1/320 F値:4.3 ISO:250 露出プログラム:SS優先 使用カメラ:LUMIX DC-GH5 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:27mm(35mm換算54mm) シャッターS:1/250 F値:8.0 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC-GH5 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6 |
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