23日、LUMIX S9が国内発表された。これにより、海外情報では判らなかったことが、いろいろ理解できた。まず、カラー展開は、トップ色が黒とシルバーの2色が基本で、赤、緑、青については、有料張替えサービスなのである。基本にシルバーがあるのは、なかなかいい(文末にリンクあり)。
センサーやエンジンは、概ねS5IIのものを使用している。よって、基本機能はS5IIと同じである。センサーシフトの手ブレ補正もあるし、9,600万画素の手持ちハイレゾモードがあれば、30枚・秒の「プリ連写」もあるのだ。ただし、ファインダーは非登載であり、ホットシューには電子接点がないので、外付けEVFもないし、ストロボも装着できない。
S5IIの基本機能を生かしながら、いろいろな機能を削ぎ落して、コンパクトなカメラを作ったのである。発表会では、製品のメインとなるターゲットは「初めてミラーレスカメラを買うアクティブSNSユーザー」と述べている。S9と言う名称は、フラッグシップがS1で、S5がミドル、S9はエントリーと言う位置づけだと言う。
Youtube等で幾つかの感想・レビューを見てみたが、国内では高評価が多い。海外では、ファインダーがないので、今一つ反応が悪いのかも知れない。中には、RAW動画が撮れないとバカなことを言っているレビューもあった。エントリー機にRAW動画を登載したら、流石はLUMIXだと誰が褒めるだろう。それこそ物笑いになるだけだ。買えはしないが、大いに売れて欲しいカメラである。
Panasonic Group ニュース(ニュース内に各種リンクあり)
デジカメWatch ニュース
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今日の写真は、オリンパスのボディキャップレンズで撮ったスナップ。S9用の26mmF8.0に刺激され、防湿庫に保管していたものを使ってみた。背景がボケる設定で撮ったものだが、改めて面白さに気づいた。
動画は、ショート。ムクドリが水浴びしている所へ、うっかりヒヨドリが舞い降りてしまったシーンである。
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