カワセミを散歩エリアで撮影をするたびに、変な野鳥だとつくづく思う。いつも4、5人のカメラマンがレンズを向けているのだが、全く平気である。かなり眼のよい野鳥なので、人間の姿はしっかり見えているはず。それでも、演技をするかのように、ダイビングして獲物を捕まえるのだ。
完全に人慣れしていると言えばそうなのだが、こんなにも慣れてしまうものかと思う。時間をかけて慣らせば、人の手や頭にでも止まる気さえしてくる。見た目は、野生度が高く常に緊張して生きているように見える。しかし、意外に人間好きなのかもしれない。
先日は、水中へのダイビングを想定して待っていると、急に10mほど先のコンクリートの護岸へ向かって飛んで行った。そして、戻ってくると昆虫を咥えていた。まさか、地上のコンクリートの壁に止まっている昆虫を獲るとは、超の付く驚きだった。目撃したのは初めてだったが、きっと日常的に地上の昆虫も捕食しているのだろう。
カワセミは逞しい。人の目にさらされながらも、人間の生活圏の中でしっかり生きている。美しいカワセミブルーを見せつけながら、今日もダイビングするだろう。
今日の静止画は、散歩コースで撮ったカワセミ。丁度木の枝に止まっているところだ。水面を見つめているので、何か獲物を探しているかのようである。
動画は、カワセミのダイビングシーンを中心まとめたもので、散歩コースのカワセミが収まっている。撮影は、S5+70-100mmとG9 PRO+100-400mmで撮ったものである。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm(EXテレコン600mm) シャッターS:1/320 F値:5.6 ISO:1000 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
『撮影DATA』 焦点距離:各々 シャッターS:各々 F値:各々 ISO:各々 露出プログラム:各々 使用カメラ:LUMIX DC S5ほか 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACROほか |
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