今の若者は、動画へ関心が高いと言う。YouTubeやTikTokに人気が集まる時代なので、当然だろうか。静止画中心の時代を生きてきた私などとは、かなり感覚が違うのだと思う。こうした時代状況を踏まえると、カメラメーカーはもっと若者向けのカメラを作るべきではないだろうか。
そもそもフイルム時代からのメーカーは、静止画中心だったと思う。そうした視点で考えると、動画に向けて舵を切るのは違和感があるかもしれない。その点では、パナソニックやソニーは動画の基盤を持っているので、時代に合致できるはず。キヤノンは、静止画と動画の両方の基盤を持っているもののやはり静止画中心で、動画へのアプローチはやや弱い。
最も動画に向けて舵を切っているのは、パナソニック。GHシリーズを作った時から動画指向である。カメラメーカーの中では、最も動画向きのカメラを作っている。ただし、若者の嗜好に合っているかどうかは判らない。そろそろ大輪の花を咲かせて欲しいものだ。ソニーは、ゲーム機を作っている会社なので、若者の認知度は高い。たぶん、若者が一番使っているメーカーだと思う。
あと10年すれば、もっと動画指向は強まるはずだ。その意味で、ニコンも徐々に動画に向けて動き始めたので、動画競争は激しくなるだろう。10年後に各カメラメーカーの勢力はどうなっているだろうか。
今日の静止画は、S5+70-300mm F4.5-5.6 でカワセミ撮影の合間に撮った紅葉である。紅葉は、日光があった方が美しい色が出る。それでも強すぎるとコントラストが強くなりすぎる。難しいものだ。
(静止画はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)
『撮影DATA』 焦点距離:300mm シャッターS:1/320 F値:5.6 ISO:320 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
『撮影DATA』 焦点距離:300mm シャッターS:1/250 F値:6.3 ISO:250 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC S5 使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO |
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