2021年5月7日金曜日

LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACROでのマクロ撮影のコツ


4月22日に発売されたLUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACROは、MACROの文字が入っているように、ハーフマクロ撮影ができる。望遠端300mmで撮影すると、撮影倍率0.5倍で撮影できる。ところが、小さな部分にAFを当て0.5倍ギリギリで撮影しようとすると、AFがなかなか合わないことがある。



どのレンズにも言えることだが、小さな部分にAFを当て撮影しようとすると、背景にAFを持っていかれることが多いのである。こういう場合、一見お手上げだが、上手く写す方法がある。S5なら、背面にAF-ONボタンがあるので、これにAF-ON Nearを割り当てておくのである。

あとは、背面のAF-ONボタンでAF枠を被写体に当てれば、AFは背景に抜ける事はないはずなので、そのままシャッターボタンを押すのである。この方法は、静止画だけでなく動画でもAFが外れるのを防ぐことができる。いろいろな応用ができるので、大変便利である。

私見だが、AN-ONボタンにいろいろなAFの作動を割り付けられるのなら、シャッターボタンのAFにも、同じように作動を選ぶ機能が欲しい。それがあれば、AF-ONボタンを使わなくてもスムーズに撮影できると思う。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、S5に付けたLUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACROで、マクロ撮影したもの。本文で書いたように、AF-ONボタンにAF-ON Nearを割り付けておいて、撮影したものである。

(静止画はクリックで拡大)




『撮影DATA』

焦点距離:300mm
シャッターS:1/320
F値:5.6
ISO:640
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5 
使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO

『撮影DATA』

焦点距離:300mm
シャッターS:1/320
F値:6.3
ISO:250
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC S5
使用レンズ:LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO

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