ちょっと嫌な記事を目にした。それは、ダイアモンドオンラインが書いた記事でパナソニックのデジカメ事業は、撤退事業の最右翼と言うものである。デジカメ市場は、極寒状態の厳しい状況にあり、かつLUMIXのシェアは低いので、生き残れないと言うのだ。確かに指摘が当たっているところはある(文末にリンクあり)。
記事の先は、有料会員でないと読めないので、その先は不明。ただ、かなり一方的な見方である。あまり知られていないがパナソニックは、フイルム時代からカメラを作っている。大ヒットはなくても、カメラやレンズの基礎研究を続け、優れた技術を蓄積しているメーカーなのだ。
そうした技術は、単にカメラ事業に使われるだけでなく、幅広くパンソニックの事業に生かされて来たと思う。また、カメラ関係の基礎技術や認識系のAI技術は、広がりを見せる自動運転や多様な自動化の眼になる将来性のある分野である。目先の利益が薄いからといって、そう簡単に手放さないと思う。
また、LUMIXの映像(動画)技術は、アメリカを初め海外での評価が高い。そう簡単に撤退する事業ではない。更に、大企業ともなれば、単に利益を追求するだけが目的ではない。カメラを通じて、写真や映像文化への貢献という役割があるはずである。今後のLUMIXの発展に期待したい。
ダイヤモンドオンライン記事は下記よりどうぞ
今日の静止画は、散歩中に撮影したスナップ。あえて、逆光で撮ったものである。何も絵になるものがない時は、逆光がおすすめである。写真に奥行きと深みが出る。
(静止画はクリックで拡大)
『撮影DATA』 焦点距離:19mm(35mm換算38mm) シャッターS:1/100 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
『撮影DATA』 焦点距離:19mm(35mm換算38mm) シャッターS:1/80 F値:6.3 ISO:200 露出プログラム:絞り優先 使用カメラ:LUMIX DC GF90 使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 |
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