2021年2月5日金曜日

飛びもの撮り その2


オリンパスの照準器とエツミの取り付け金具。野鳥撮りの人の間では、かなり有名な組み合わせである。ただ、きっちり使いこなしている人は少ないかもしれない。私も試運転中だが、照準器のポイントとAF枠を合わせておけば、かなりの高確率で飛びものを補足できる。


オリンパスの照準器は、ボタン電池でポイントを表示するもの。ただし、照準器の原理は難しいものではないので、適当な棒があれば自作できる。割りばしなどで代用可能だ。ポイント位置を動かすのに手間がかかるので、市販の照準器の方が手間がかからないというだけである。

飛びものを撮るには、被写体を補足するだけでは不十分。実は撮影の仕方が大事なのである。照準器で被写体を捉え、シャッターを押しても綺麗に写っている確率は低い。多くの人がここで挫折する。画像を100%に拡大して、写りがよくない、ピントが合っていないことに気づくのである。ここで、多くの人はカメラのせいにするのだが、原因はカメラではない。

実は飛びものは、流し撮りのようにカメラを動かしながらシャッターを切る必要があるのだ。でないと、飛んでいるものの動きにシャッタースピードが追いつかないのだ。飛びもの撮影には、いくつかコツがあるので、何処かで上手くまとめたいと思っているところである。


【今日の静止画・動画】
今日の静止画は、本文のオリンパス照準器とエツミの取り付け金具で撮影したもの。トリミングなしで、リサイズだけしたものである。この大きさで撮るには、やはり照準器があった方が撮りやすい。

(静止画はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:180mm(35mm換算360mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:マニュアル露出

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3
『撮影DATA』

焦点距離:187mm(35mm換算374mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:250
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-G9
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3

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