2019年12月9日月曜日

カメラの中には知らない機能がある 4


LUMIX機には、多重露出に似た機能に6Kフォトで使える比較明合成がある。本来は、花火撮影などで重ねて表現するためのものだが、使い方によっては面白い絵になる。ただ一連で撮影(S/S)をしておかないと、カメラ内で合成が出来ないので、ちょっと使い勝手が悪い。


メーカーによっては、比較明合成が自由に使える機種もある。LUMIX機もバージョンアップ等での進化を期待したいところだ。現状での重ね撮りは、多重露出の方が判りやすくて使い易い。

多重露出も、ただ闇雲に重ねても難しいところがある。プロの中には、多重露出を専門に撮っている人もいる。そうした方の作品を見ると、あっと驚く。新しい写真の世界を見るかのようである。気になる方は、多重露出あるいは多重露光でWeb検索すると、撮影の仕方、コツなどと同時に芸術性のある作品に出合えると思う。


【今日の写真・動画】
今日の静止画は多重露出で撮ったもの。日中の青空の中に出ていた月をRAW保存しておいて、これに重ねたものである。冒頭写真は、多摩川沿いに建つマンション、下記左側は吊り橋と重ねたもの。JPEGのままだと、色が不鮮明になりやすいので、RAW現像する方がよいかもしれない。
動画は、車の走行動画にいろいろ足してみたものである。ちょとアート風を心掛けたが、構成が難しいものだ。

(アップ写真はクリックで拡大、動画は全画面表示可能)



『撮影DATA』

焦点距離:36mm(35mm換算72mm)
シャッターS:1/50
F値:5.6
ISO:3200
露出プログラム:絞り優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
『撮影DATA』

焦点距離:いろいろ
シャッターS:主に1/50
F値:いろいろ
ISO:いろいろ
露出プログラム:主にSS優先

使用カメラ:LUMIX DMC-LX9ほか

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