2019年1月21日月曜日

4K/6Kフォトの比較明合成


GH5やG9の4K/6Kフォトには、比較明合成機能が付いている。以前何度か野鳥の飛翔シーンを合成したことがあったが、イマイチ面白くないと思っていた。ところが、比較明合成の基本を知って、いろいろ操作してみると、面白い絵を作ることができる事に気付いた。


4K/6Kフォトの比較明合成は、星の軌道合成や花火の合成用に搭載されているものだと思う。一般用には使いづらいと思っていたが、輝度差のある撮影を心掛けてやってみると、通常の比較明合成と変わらない面白い絵を作ることができる。

合成するものは、ワンカット内にないと出来ないので、撮影は動画式のS/Sを使う。いろいろ撮影を工夫をすると、予想以上に使える。しばらくハマりそうだ。S/Sでの短い撮影でも、コツを覚えれば多様なバリエーションで合成できる。

キヤノン機の比較明合成は、多重露出の中にあったと思う。LUMIX機でも、多重露出内のメニューにも載せて欲しいところだ。


アップ写真は、6Kフォトで撮影した2枚からカメラ内で比較明合成したもの。原則、暗部は重なり、明るい部分は重ならないので、そこを意識して撮影する必要がある。選択画像は、何度でもやり直しできる。

(画像はクリックで拡大)



『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/1000
F値:4.2
ISO:320
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
『撮影DATA』

焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
シャッターS:1/640
F値:6.3
ISO:200
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC-GH5
使用レンズ:LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6

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