変わったシャッター方式に、電子先幕シャッターがある。先幕を電子で行い、後幕をメカで行うシャッター方式である。先幕が電子なので、シャッター耐用年数もメカシャッターより長くなる。また、大きな利点として、ローリングシャッター歪みが発生しない。
よって、動体撮りに適している。飛びもの撮りによく使っている。ただし、G9IIの場合、最高でSS=1/2000秒までしかない。1/2000秒と言うのは微妙な数字で、ほぼ間に合うものの、時にもの足りない。キヤノンや富士フイルムのでは、1/8000秒まで使える仕様で、ほぼ制限がない。逆にOMDSのOM-ImIIは、最高で1/320となっていて、実用性が低い。
こうしてみると、パナソニックもOMDSもシャッターの開発が遅れている。ニコンのようにセンサーの読み出し速度が速く、電子シャッターだけにできるならいいが、まだその域には達していない。であれば、よりシャッターショックが少なく、歪みが出ない電子先幕シャッターを進化させるべきである。
今回、富士フイルムとキヤノンの高速な電子先幕シャッターを知って、少しショックだ。カメラの基礎的な所をしっかり進化させているので、流石だと思う。パナソニックとOMDSに「喝!」を入れたい。
【今日の動画】
今日の動画は、昨日アップしたもの。G9IIのSH超高速連写の撮影集である。プリ記録60枚・秒で撮影したものをまとめている。60枚・秒は、スローモーション動画にできる。
『撮影DATA』
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々
使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II
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