2024年11月23日土曜日

気になるソニー「α1 II」の被写体認識AF


先日発表されたソニー「α1 II」。予想価格は、何と99万円だという。キヤノンのEOS R1も、ほぼ同じ価格である。この価格は、大いに疑問に思うものの、止むを得ないのだろうか。両機のレビューを見ると、被写体検出、認識AFの凄さが伝わって来る。かなり完成度は高そうである。


そんな中、「α1 II」の仕様には、認識対象が「人物、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機」となっていて、かなり気になる。なぜかと言うと、昆虫を対象として明記しているからである。私の記憶では、昆虫を明記している機種は、他にない。

昆虫は、種類が多く検出対象に加えるのは、かなり難しい事だと思う。キヤノンのEOS R1にも、昆虫の文字は出てこない。「α1 II」は、現時点で最先端の認識AFと言えそうだ。既存機種で、動物検出の一貫で、トンボやチョウを検出する機種があるが、それは見方を変えれば、誤認識の一つだと思う。

「α1 II」の「人物、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機」検出は、精度、速度、追従も優れているようなので、最先端ではないだろうか。価格がほぼ1/4のG9IIに、バージョンアップで、昆虫や飛行機が載るなら、ぜひと言いたいが、無理だろうか。


【今日の写真】
今日の写真は、先日のカワセミのホバーリングの続き。動物認識AFで撮ったものだが、かなり綺麗に撮れていた。SH高速連写(60枚)使用。



『撮影DATA』

焦点距離:264mm(35mm換算538mm)
シャッターS:1/1600
F値:5.5
ISO:500
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA DG 100-400mm/F4.0-6.3 II

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