LUMIXの被写体を検出する自動認識は、MFTではG9にバージョンアップで搭載されていた。G9の時は、それほど積極的に使っていないが、G9M2になって、野鳥撮影では、ほぼ100%使っている。もはや、認識速度がアップした自動認識は、当たり前の機能。初心者に向いていると思いつつも、もう手離せない。
特に動き回る野鳥を撮る時は、その有難味を強く感じる。止まっているカワセミでも、姿勢や向きを変えるので、構図を変更するのに自動認識なら苦労する事がない。これが、1点AFで撮っていると、AF枠を移動するのに手間取る。自動認識をフルエリアで使えば、構図を変えても自動的に野鳥を認識し捕捉し続けてくれるので、構図に集中できるのである。
先日、久しぶりに自動認識をOFFにしてカワセミを撮ってみた。使ったのは、以前よく使っていた1点AF。初めは、よかったのだが、カワセミが徐々に姿勢を変え、構図が変わってしまった。すると、自動認識に慣れているので、1点AFを動かすのが面倒な手間に思えた。実際は、大したことではないが、変な違和感を感じたのである。
カメラを操作する感覚が完全に自動認識になっているのだ。もう、これは以前の1点AFに戻すのは、難しそうだ。一度便利なものを経験すると、人間の体は、それに馴染んでしまうのである。車のマニュアル車とATM車の違いに似ているかも知れない。もう、マニュアル車には戻れないのだ。いいのか悪いのか、ちょと複雑な心境である。
今日の動画は、昨年11月にアップしたもので、G9M2の自動認識を説明したもの。判りやすく説明したつもりである。
『撮影DATA』
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々
使用カメラ:LUMIX DC G100ほか
使用レンズ:LEICA 9mm/F1.7ほか
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