AIによる画像の処理は、RAWのAI現像が主流である。ところが、一方でJPEG画像でもAI補正できるようになっている。私がサブスクで使っているソフトでもそれが可能で、何度か試している。JPEGなので、色ずれや画像劣化が出るのではと思っていたが、それが全くない。
私がサブスクで使っている「PhotoDirector 365」は、初心者向けソフトだが、それでも驚くほど綺麗に補正してくれる。スナップ写真や野鳥写真を補正するには、高画質化とノイズ除去の2つが使えるメニューだろう。
高画質化は、かすみ除去、ノイズ除去、手ぶれ補正、高解像度化を自動的にやってくれるようだ。スナップや一般風景ならこれで綺麗な写真になるが、動物や野鳥写真では、人工的な固い表現になる場合がある。処理のパラメーターがないので、調整できない所がちょっと痛い。
ノイズ除去の方は、除去レベルを調整できるパラメーターがある。よって、高感度で撮影した動物や野鳥は、これを使う方がよい。JPEG画像のAI補正は、使用カメラに関係なく使える。よって、コンパクトカメラで撮影した画像でも使えるのである。また、古いデーターでも使えるので、利便性が高い。先々は、このAI補正の方が主流になるかも知れない。
【今日の動画】
今日の動画は、本文に書いた「JPEG画像のAI補正」を紹介したもの。昨日アップしたものである。補正前、補正後の比較もしているので、理解しやすいと思う。

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