もっと売れてよいと思うG9m2だが、カメラ大型店での販売実績で、ほとんど名前が出てこない。前機種のG9も爆発的に売れたわけではないが、徐々に価格が下がってかなり支持されていた。今回のG9m2は、Panasonicが価格維持に力を入れているので、価格は簡単に下がりそうにない。
売れない原因は、いわばG9m2の弱点が目に付くからだろう。いったい、その弱点とは何だろうか。いくつか思いつくところを挙げると、価格が高い、フルサイズS5m2と同じボディ、ボディが大きく重い、動画機能が多すぎると言う事だろうか。
価格は、確かに前期種のG9より高い。ただOM-1との比較で高いとは言えない。もう少し安くてよいと思うものの、極端に高いわけではない。フルサイズS5m2と同じボディと言うのは、事実であり、これは否定できない。なぜ?と言う疑問しかない。ボディが大きく重いと言う指摘は、マイクロ4/3としてはそうだが、全機種G9とほぼ同じだし、超望遠レンズを装着するには、適正だと思う。動画機能が多いと言うのもこれは事実で、GH6の不足部分を背負っていると思う。これは仕方がない事だと思う。
G9m2がイマイチ売れていないのは、こうした弱点が目に付くからだろうか。弱点のないカメラは、存在しないし、SH高速連写や強力な手ブレ補正など大きな利点もある。ある意味、メーカーのPR不足がある事は、否めない。G9m2の愛用者としては、素晴らしい所が沢山あるのでそこをPRしてほしいし、知って欲しい。そして、もっと売れて欲しいところだ。
今日の写真は、獲物の魚を咥えて飛び立つカワセミ。繁殖期なので、たぶん、巣に運ぶのだろう。SH高速連写60枚・秒で撮ったものである。
動画は、ショート。枝から飛び立つカワセミを300fpsのスローモーションで撮影し、スピードを変えて、一つのショート動画にしたものである。
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