曇天下で野鳥の飛びものを撮ると、ほとんど冒頭画像のように被写体が暗くなる。これは、今使っているG9m2に限っての事ではない。GX7、GH5、G9など、全部のカメラがそうだった。一応、冒頭画像は+0.7の露出補正で撮っている。それでも、露出が不足しているのだ。
マルチ測光なので、こういう結果になっているとも言える。スポット測光で被写体をしっかり認識できれば、もっときれいに撮れたのかも知れない。あるいは、マルチ測光でも、もっと補正値を大きくすれば、綺麗に撮れたのだろう。
自分自身の腕のなさを反省するものの、一方でカメラの露出精度をもっと上げられないのかと思うのである。AFは、AIによる自動認識が進みつつある現代なので、それこそ、AIによってもっと自動的に露出制御ができないものだろうかと思う。
冒頭画像は、カメラが白っぽい空から画面は明るいと判断して、アンダー露出にしているのだが、肝心の飛んでいるカルガモは暗い。AIを使えば、背景が曇天の空であることを判定できると思う。それが出来れば、カルガモを明るく写す事が出来るのではないだろうか。認識はAIでも、露出は古い方式のままでは、綺麗に撮れない。もっと、根本的な所からAIを使うべきではないだろうか。そう思う今日この頃である。
今日の写真は、カルガモ。冒頭画像は、撮って出しのものだが、この写真はソフトで露出補正したものである。
動画は、ショート。ダイサギが獲物を捕るために、水中に嘴を差し込むシーンである。ただし、獲物は獲れていない。失敗シーンである。
0 件のコメント:
コメントを投稿