写真・静止画の魅力とは?長く写真を撮っているものの、一概に言う事はできない。写真の第一は、記録だと思う。一方通行の時間の流れの中に起こる現象、出来事を記録する。それは動画でも行われるが、写真であればよりコンパクトに記録できる。また、動画とは、鑑賞の仕方が大きく異なる。
写真の鑑賞は、絵画に近いだろうか。時間を止めた動かない1枚でも、そこから見る人の感覚で様々に映像化される。その想像力を掻き立てる時、曖昧であるが味わいが出て来る。1枚の何気ない家族写真でも、記憶をたどり時を遡って価値を生む。
写真の味わいは、そこから何を想像し、何を感じるかである。冒頭写真のようなカワセミの飛び立ちなどは、人によって異なる。野鳥撮影を知っている人なら、難しさが判るので称え、最新カメラの性能を知っている人は大したことはないと思うだろう。野鳥写真などは、どちらかと言えば、撮る楽しみの方が大きい。
美術館で芸術的な写真を何度か見ているが、解釈がとても難しい。特に抽象的過ぎるものは、難しい。絵画のそれを超える。私の野鳥撮影は、記録であり撮る楽しみである。鑑賞する事も、されることもあまり意識していない。野鳥の姿を記録したいと言う思いが強い。
今日の写真は、カワセミ。真下へダイブするために飛び立ったところである。
動画は、ショート。で、イワツバメの着陸シーンである。再掲載。
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