G9IIは、60枚/秒の高速連写を備えている。これは、カワセミのダイブシーン撮りに欠かせない性能である。秒60枚も必要ないと思うかもしれないが、ダイブしているカワセミは、超高速で獲物を捕っている。よって、的確な動きを撮るには必要な枚数である。20枚/秒の連写もあるが、少し足りない。
ダイブシーン撮りで秒当たりの撮影枚数は、大事な要素だが、実は一番大事なのは、如何にダイブする位置にカメラを向け、ピントを合わせられるかである。これが出来ないと、撮影はできない。
そのために、通常は照準器を使ってダイブ位置を掴むのだが、それでもファインダーのど真ん中で捉えるのはなかなか難しい。カワセミがいつダイブするのか?カメラを構えて待っても、予測と全く異なる方へダイブする事も多いのだ。緊張したままカメラ長く構えるのは、根気がいる。気を緩めた瞬間にダイブする事も多々あるのだ。
G9IIを使いだして、これまで以上にダイブシーン撮りに挑戦している。ある程度のダイブシーンは撮れているものの、まだ完全に満足できる撮影はない。先日も、今度こそど真ん中で捉えたと思ったら、かなり外れていた。満足できるレベルはかなり遠い。
今日の写真は、カワセミのダイブ。60枚/秒の高速連写で撮ったもの。冒頭画像の次のコマになる。ただし、真ん中で捉えていないので、トリミングで調整している。なお、感度を抑えるため露出アンダーで撮っている。また、写真としてはSS不足である。
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