2025年9月17日水曜日

カワセミのダイブシーン撮り


カワセミのダイブシーン撮りは、カワセミ撮りの中で一番人気だろう。可能な限り高速シャッターを切りたいところだが、マイクロフォーサーズだと、限界がある。一般的には、1/2000秒以上が理想だが、私の撮影地では、それはかなり厳しい。どうしても1/1000~1/1600秒が多い。1/1000秒だと場合によっては、動体ブレが大きく出る。


1/2000秒以上で、RAW撮りして現像すればかなり救済できるはずだが、成功確率の問題もあって、どうしてもJPEG撮りになってしまう。たとえ、RAWで撮影し綺麗に現像したとしても、電子シャッターなので、ローリングシャッター歪みが内在している。従って、現段階でダイブシーン撮りを、あまりシビアに考え過ぎない方がよい。眼にピントがあって、自分自身が納得すれば、それでよいのではないかと思う。

今日の冒頭写真は、ダイブシーンでカッコよく撮れた1枚である。ただし、SSは、1/1000秒(ISO=5000)なので、羽などは動体ブレが目立つ。眼にはピントが来ているし、水しぶきが綺麗だと思う。実は、1/1000秒では水中に飛び込む前のシーンは、もっと動体ブレが目立つ。水中に入る事で、カワセミのスピードが落ち、飛び出して来たシーンなので、眼にピントが合っていると言える。下に続きの2枚を貼り付けてみた。





























【今日の動画】
今日の動画は、私のカワセミのダイブシーンの撮り方を説明したもの。有難いことに、多く視聴されている。



『撮影DATA』
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々

使用カメラ:LUMIX DC G100
使用レンズ:LEICA 9mm/F1.7

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