野鳥の飛びもの撮影にはコツがある。そのコツを無視して、カメラ批判をする人が結構多い。うまく撮れない原因をカメラのAFの所為にするわけだ。たぶん多くのカメラメーカーのAFは、野鳥の飛びものを撮れるレベルにあると思う。私の使っているLUMIX G9IIもしかりである。
飛びもの撮りで一番間違っている撮り方が、カメラを振らず、その場で連写すること。高速で飛ぶものほど、その場で連写してもブレ写真になる。モータースポーツの流し撮りのように、被写体にAFを合わせたら、同じスピードでカメラを振って連写することである。コツを掴むには、一般道で車の流し撮りをするとよい。
そして、カメラの基本的な設定である。LUMIX機は、AFCのフォーカスレリーズの初期設定が、バランスになっている。私の経験では、バランスだとボケ写真を量産する傾向がある。よって、フォーカスに設定した方が歩留まりがよいと思う。シャッターが切れない場合もあるが、ピント精度はこの方がよい。
あとは、ファインダーで如何に野鳥を捉えるかである。これは、照準器を使う方が効率がよい。高倍率に慣れると、照準器なしでも捉えられるが、あった方が失敗が少ない。私の場合は、手づくりの簡易な照準器を使っている。
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