AIの進化は、止まる事を知らない。検索エンジンで何かを調べると、AIがしっかり答えてくれる。続けて、質問しても答え続けてくれる。この先、どこまで進化するのだろうか?全く予想がつかない。写真画像のAI補正も、JPEG画像で高画質化、ノイズ除去を確実にやってくれる。破綻も全く感じられないから不思議だ。
AIアップスケーリングでも、数秒の内に違和感なくこなしてくれる。トリミングしても、元の画像サイズにアップできるので、いったいAIはどのように作動しているのか?まるで魔法なのである。
アップスケーリングは、静止画画像だけではない。動画でも可能な時代なのである。FHD動画を4Kや6K、更には8K動画にもアップできるのである。こうなってくると、フルサイズの高画素8K動画機の需要に影響しそうだ。現時点で、そうした動きはないものの、いずれ影響を受ける可能性がある。
AIによる様々な補正は、偽造的な要素を持っている。本当は、カメラによる実写と区別すべきだと思うが、その判定は難しい。この先、カメラは、何処へ向かって進化するのだろうか?AI補正がどんどん高度化して行くと、大きくて重いフルサイズ機は否定される可能性がある。カメラは、センサーが小さいコンパクトカメラだけで十分だと言う時代が来るかもしれない。そうなると、カメラメーカーが生きていけない。カメラの立ち位置をどうするのか?今、メーカーは真剣に考えているのかも知れない。
【今日の写真】
今日の写真は、エナガ。落葉が進めば、エナガの撮影がもう少し楽になるだろうか。
焦点距離:400mm(35mm換算800mm )
シャッターS:1/1000
F値:6.3
ISO:1600
露出プログラム:SS優先
使用カメラ:LUMIX G9II
使用レンズ:LEICA 100-400mmF4.5-6.3

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