長くマイクロフォーサーズを使っている。野鳥撮影が中心なので、小型軽量を重視しているためだ。写りは、フルサイズが良いことは解っているが、大きさ・重さはネックだ。特に年を取ると、重いものを持ち歩く気力が出ない。苦労して、フルサイズを持ち歩き上手く撮影できても、それを生かす場所がない。
SNSへ投稿しても、マイクロフォーサーズとの差は、解りづらい。フルサイズだからと言って、「いいね」が沢山付くわけでもない。評価の高い写真は、希少性、決定的瞬間の方に軍配が上がる。使用カメラは関係ない。
では、フルサイズの方が決定的瞬間が撮れるのか?となると答えるのは難しい。確かにフルサイズの高級機は、連写性能に優れていて、上手く使いこなせれば、いい写真が撮れるだろう。しかし、レンズが重いので、撮影地での取り回しが悪い。モタモタしている間に、野鳥に逃げられる可能性は大いにある。
その点、マイクロフォーサーズであれば、比較的取り回しが楽なので、よりよい写真が撮れる可能性が高い。現在のG9M2やOM-1M2の連写性能は、かなり高くフルサイズに肉薄している。アマチアが野鳥撮影を楽しむには、十分な能力だと思う。
【今日の写真】
今日の写真は、最近、撮ったもので、かなり気に入っている。鳥種は何処にでもいるハクセキレイだが、水を飲む瞬間をうまく撮る事が出来た。一種の決定的瞬間である。飲んでいる姿が可愛い。
焦点距離:250mm(35mm換算500mm)
シャッターS:1/250
F値:5.4
ISO:1250
露出プログラム:絞り優先
使用カメラ:LUMIX G9II
使用レンズ:LEICA 100-400mmF4.5-6.3

0 件のコメント:
コメントを投稿