全米オープンテニスで、大坂なおみが優勝した。生中継を見ていたので、ハラハラドキドキ。巧みな攻撃を仕掛けてくるアザレンカに第一セットを奪われ、第二セットでも、すぐにブレークされ、今日は負け試合かと諦めていた。そこから、徐々に大坂の反撃が始まった。
アザレンカの巧みな攻撃に徐々に慣れ、ラリー戦に持ち込んで大坂が少しずつポイントを増やしていった。そして、粘り強く戦い第二セットを奪った。第三セットは、一時タイブレイクまでもつれるのではないかと心配したが、結局は2ゲームをブレークした大坂が逃げ切った。
それにしても、先にセットを奪われてから、よくぞ逆転したものだ。全米オープンでの逆転優勝は、なんと25年ぶりだという。この大会で大坂は、人種差別によって命を落とした犠牲者の名前を書いた7枚のマスクを付け入場し、人種差別への強い抗議のメッセージを発していた。
「テニスプレーヤーである前に、一人の黒人女性だ!」との大坂の言葉は重い。これからも、強い意志を持って戦い、素晴らしいテニスを見せてほしいものだ。
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