ツバメを撮るために、都立公園の池に行ってみた。ところが、頻繁に飛んでいたユスリカが減ったのだろうか、ツバメ自体の飛来数が減っていた。通常は20分間隔くらいで、飛来するのだが、ほとんど来ない。ふと、気付くとオオヨシキリの囀りが聞こえて来た。池にはアシが茂っているので、毎年この時期にオオヨシキリがやって来るのだ。
ただし、囀りが聞こえても撮影できたことがない。探しても居場所が判らないのだ。今年もそのパターンだと思いつつも、囀りを手掛かりに探してみた。何度か、姿を目撃するもカメラを構える前に、移動してしまう。今年こそと思いながら、失敗の予感がした。
案の定、茂った木の方向へ飛んでしまった。木の中へ入ると、余計探しづらい。囀りはしても、姿が見えない。半分諦めて木から離れ、ふと木の上を見ると、何とそこにいるではないか。曇天とオオヨシキリの色合いが重なって、そこに居るのに気づかなかったのである。腹立たしく、自分自身を叱責しながら、撮影開始。
飛行場が近いので、離着陸があるとかなりの騒音が発生する。その騒音で、何処かへ飛び去るのではないかと思ったが、そんな騒音に負けじと囀り続けてくれた。この場所で、騒音に負けていては、オオヨシキリは生きていけないのだ。逞しく囀り続けた。飛行機の動きが無くなり、騒音が止んでも、なお平然と囀る姿に感動。
囀りは、縄張りの主張と同時に、雌への求愛の意味もあるという。静止画(冒頭写真)はもちろん、動画でもそのシーンをしっかり撮る事が出来た。ツバメは撮れなかったが、オオヨシキリを撮る事が出来たラッキーな日だった。
【今日の動画】
今日の動画は、本文に書いたオオヨシキリの囀りを含む動画である。ツバメの飛翔シーンのスライドショーなども入れている。身近な野鳥ばかりだが、撮影の参考にどうぞ。
『撮影DATA』
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々
焦点距離:各々
シャッターS:各々
F値:各々
ISO:各々
露出プログラム:各々
使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LEICA 100-400mm/F4.0-6.3 II
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