2025年1月6日月曜日

カメラの進化と憂鬱


インスタをはじめ、SNSでアッと驚く野鳥の決定的シーンを見ることがある。これまで、撮影の難しいシーンなのでどうやって撮ったのだろう?と撮影者のウデに関心していた。ところが、どうやら最新の高価なキヤノンやニコン、ソニーのフラッグシップ機だと知ると、少し覚めることがある。


100万円近いこれ等各社のフラッグシップ機は、操作に慣れればアッと驚く決定的なシーンが撮れるのだ。認識系AFの進化を含む、センサーの進化なのだが、慣れればAF追随の高速連写で、決定的シーンの撮影が可能なのである。

簡単に言えば、お金を出せば撮れる時代になりつつあるのだ。愛用しているG9M2もかなり高いレベルなので、安易に他社のフラッグシップ機を批判できないが、少し言いたくなる。この先、更にカメラの進化は何処へ向かって行くのだろうか。カメラ各社のハンドリングが難しい時代になるつつあると思う。

実は、デジカメWatchで、それに近い記事を見つけ驚いた。それは、あの赤城耕一プロが書いているもので、あまりにも完ぺきに撮れるので、ボヤいている記事である。思わず笑ってしまった。そういう時代になっているのである。カメラの進化について、真剣に考えるべき時代である。

デジカメWatch「私はこれを買いました!」


【今日の写真】
今日の写真は、年末に多摩川で撮影したユリカモメ。向かって飛んで着る所をうまく捉えることができた。動物認識を使っている。



『撮影DATA』
焦点距離:300mm(35mm換算600mm)
シャッターS:1/1600
F値:6.3
ISO:2000
露出プログラム:SS優先

使用カメラ:LUMIX DC G9II
使用レンズ:LUMIX 100-400mm/F4.0-6.3 II

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